緊急事態に見えてくるNeo リーダーシップ -コロナ感染症対応から見えたもの
教訓 正しく適切に畏れる
こんにちは、Viviです。少しずつ鮮やかな色の花が咲き始めて春の足音が近くまで聞こえていますね。
今回のお題は今、世間を騒がせている新型コロナ感染症対策に関して私自身の身の回りで起きたいくつかのできごとについて、これをNeo リーダーシップの観点から見てみてみると、どうなっているのか?見てみます。
緊急かつ重要な課題
Neo リーダーシップは訓練することで誰しもに身に付くスキルとマインドです。
そして、Neo リーダーシップの最小三要素は
- 目標共有
- 率先垂範
- 相互支援
となっています。
そしてこの3要素を身に付けるために使われるのが質問会議です。
この質問会議の概要は以下のとおりです。
- 人数:4~8人
- 役割:問題提示者1名、コーチ1名、その他はメンバー
- ルール:質問を中心にコーチの働きかけを受けつつ、対話をしながら問題を解決していく
ここで問題を持ち込む人の問題解決のために使われるのは
緊急かつ重要な問題
かつ、この会議に参加するメンバーが次にアクションが取れそうな現実感のあるレベルの問題を持ってきます。
例えば
- 〇 コロナ感染症対策で休校になり、小学校に行けていない我が子が家から外に出ずゲームをしているのを何とかしたい
- ✖ コロナ感染症対策で休校になっている我が子の小学校の休校対応を解除して学校を再開させたい
これを解説すると、〇子どもの行動を変えるアクションは私自身である程度考えられるし、次の行動にもつながりやすいけれども、✖の小学校の休校を解除することについては、小学校や自治体への働きかけなども必要になるので緊急かつ重要な問題になりにくい、ということです。
ということで、 今回のコロナ感染症に対応するにあたり、テレビや新聞などのマスメディアからの情報が溢れているので、ついつい「株価暴落」や「オリンピックはどうなるのか?」など、個人の私にとって緊急かつ重要な問題かどうか、自分自身でアクションを取ることによってその問題に変化が起こせるまで、細分化しているのか、ということが言えるのではないでしょうか。
ちなみに、私の中でのコロナ感染症対策における目下の緊急かつ重要な問題は
想定していなかったできごとに急遽、対応することになり、課内で取り組むべき問題の階層が共有できていない
という問題です。
これをどう解決するのか、それともそもそもこれが本当に問題なのか、、、。
難しいです。
こんな時こそ、質問会議ができるといいんですよね。ところができない。
ということは、私の問題は
必要だと思ったときにすぐ時間を取って、今抱えている問題を共有しゴールをすり合わせて、そのためのアクションプランを立てることができていない
ということになりますね。
起きたできごとに対応するという消費的仕事ではなく、忙しくてもまずは時間を確保して、チームとしてのゴールや行動計画を共有してから仕事に取り組む、という投資的仕事をしていきたいです。