会議の進行役においての不安と向き合う ―プレッシャーはなぜ起きるのか
教訓 自分自身の毀誉褒貶に囚われない
(毀誉褒貶=褒めること、けなすこと)
こんにちは、Viviです。
皆さんは会議や打ち合わせなど複数の人が集まって話し合う場において、進行役になることはありますか。
私の場合はそのような場面がここ最近、増えてきてそれが時に重荷に感じることもあります。
ということで今回は、会議や打ち合わせなどの際に進行役になることに対する不安の正体を観察するとともに、どうやってその不安と共生していくのがいいのか、を自分なりに考えてみたいと思います。
1.どんな種類の不安なのか
- 集まっている人たちをがっかりさせたくない
- 自分自身がダメなやつと思われたくてない
- めざすゴールにみんなを連れて行けるのか
- 自分のせいでこれからのミーティングがぐずぐずになってしまうのではないか
- 自分が一人よがりな思考になっていないか
改めて書き出してみると、どれだけ自分自身に意思が行ってるのでしょうか?
はっきり言って自意識過剰ですね。
恥ずかしい、、、。先日、ファシリテーションの師匠に「ミーティングの前にはいつも不安になる。」という話をしたら、そんな時は
「それに気づいたら現実に意識を向け直すのがいいですね。不安は消えないかもしれませんが、必ずしも重要でないことがわかるでしょう。」
というアドバイスをもらいました。
2.いつ、どんなときに不安になるのか
- ミーティングの前日
- 進行の設計ができていないとき
- 座長や委員長と進行について事前の共有ができていないとき
遠足でも料理でもイベントでも多くのことは準備こそ大事、と言われています。
私が不安になるのは準備がしっかりとできていないときです。
では、ミーティングの準備とは何でしょうか。
私の場合は大きく以下の3つです。
- ゴールの設定
- アジェンダに沿った時間割の設計
- 1、2について座長と確認しメンバーと事前に共有する
これが準備できているとプレッシャーが大分少なくなります。
3.不安にならないときはどんな場合か
では、不安になっていないときって今までにあったのかな・・・と考えました。
やはり、自分が進行役を務めるときはいつも不安です。
でも
先に書いたミーティングの準備3つが時間的な余裕をもってできていると、不安な気持ちはかなり少なくなることが分かりました。
4.どうやってその不安と過ごしていくのか
不安の正体がわかったらあとはその不安とどう付き合っていくのがいいか。
不安はなくならないので不安の出どころがわかれば、あとは対策を立てていくのがいいのかな、と考えています。
ということで、対策を考えました。
- ゴールとアジェンダを事前に作り、できうる限りの準備をする
- 準備をする際は協働作業してくれる仲間を見つけて支援を頼む
- 「進行役」はあくまでも役割分担の1つである。「自分のせいでミーティングがうまくいかなかったらどうしよう?」と思う必要はない。
私のせいでうまくいかなかったらどうしよう?
なんて考えるなんておこがましいってことですね。
ちょっと気が楽になった気がします。