こけちゃいました。―私の肩腱板断裂治療記録(下)
教訓 思い込みを手放し、起きている事実を観察する
こんにちは、Viviです。
前回は事件発生から事実発覚、そして手術決断までを書きましたが今回はその続きです。
前半はこちら。
1.手術決断
近所の整形外科の非常勤Dr.が内視鏡を使った手術ができて、さらにその手術は近くの総合病院でできそうです。おまけにその執刀してくれるというDr.は若くて気さくな感じでなかなかの好印象です。近いしすぐにできそうなので即断で手術する、と「無意識の私」は決めそうになりました。
が、しかし・・・
Dr.の好印象と病院の近さは、決断するにあたって重要な判断要素なのか?ともう一人の「理性の私」が囁いてくれました。
そうです。このときに重要な判断要素は
「いかに、事故前の肩に戻すか?」なのです。
Dr.に求めるのは確かな腕前であり、病院に求めるのは最新の設備としっかりとしたサポ-ト体制です。
そこで、インターネットをとおして調べ直すとけっこうな量の手記ブログや整形外科の記事に出会うことができました。
そこから得たことは
・手術でしか治らない
・手術よりその後のリハビリが大事
・術後、元に戻るためには1年くらいかかる
・手術したから痛みが全くなくならないこともある
といったあたりのことでした。
そこでそれらを踏まえて、通える範囲で執刀してくれる専門医がいて入院できる施設がある病院ということでそこに紹介状を書いてもらって、無事に手術にこぎつけることができました。
で、選んだのがここです。
2.入院そして手術
このケガは高齢になると発生するらしく、その多くは長年、肩を酷使したことによる断裂です。そのほかの原因としては、私のように事故による断裂です。けっこうメジャーなようで手術の予約を取るのに2ヵ月ほどかかってしまいました。
でもここの病院にして正解でした。
その理由としては、
- 特定の疾病に特化していること
- 入院中のQOL(生活の質)の向上に注力していること(手術直後の痛みの除去、入院中の過ごし方)
- リハビリ環境が充実していること
インターネットで検索すると病院によって入院期間はまちまちです。日帰りのところもあるのでびっくり。そんな中、私は4泊5日でした。
入院2日目に手術し、術後の痛みの軽減とリハビリに注力する方針のようで、とにかく痛みに対してのこまめなケア(痛みの程度の数値化→「1~10でどれ位か?」という質問をしてくれました。その結果に基づいて痛め止めの投与をしてくれました)が印象的でした。
また、高速Wi-Fiが病室に入っていて、Amazonプライムを使って映画をたくさん観ることができたのも嬉しかったです。
3.リハビリ
手術はスタートで「完治のためにはリハビリテーションが重要」ということを、いろいろな方からアドバイスされました。
私の場合、手術までには1ヵ月ほどあったので、術後の快復がスムーズにいくように手術前から筋トレを含むリハビリテーションを課されました。
そして術後はさらに頻繁なリハビリテーションに通うことになっています。
4.気づいたこと
今回の大きな学びはセカンドオピニオンを取った
ということです。
「1.手術決断」のところで書きましたが、最初に診てもらったDrに
「他の先生の意見も聞いてみたい。」と言えたところが今回のハイライトでした。
どうしても、
・気を悪くするかな?
・嫌われたらどうしよう?
などと思って一瞬ひるんでしまいましたが、勇気を出して自分の求める結果になるべくフォーカスするようにして伝えました。
その意味では、
毀誉褒貶を手放し、望む結果にフォーカスする
というオンラインファシリテーショントレーニングで習ったことが役に立ちました。
5.アクションプラン
今回のたまたまのケガをとおして、自分自身が持っているいろいろな思い込みや思考に気が付くことができました。
これをこれからの生活にどう生かしていくか?
- 黄色信号では止まって次を待つ
- 創り出したい結果にフォーカスする
- 思い込みを手放し、起きている事実を観察し楽しむ
この3つを常に心がけていこうと思っています。