めざせ、Neoleaderエヴァンジェリスト

      「権限によらないリーダーシップ」は全ての人のもの。その素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいと思います。

目に見えるものはパワフル 〜メラビアンの法則〜

教訓 目に見えたものから気持ちは伝わってしまう

f:id:neoleader:20191112052825p:plain

メラビアンの法則

こんにちは、Viviです。
先日、職場で月一回の課員ミーティングがありました。
この機会を使って、課内で気になっていることを解決したり、私が受講したリーダーシップの研修の内容を少しでもみんなに知ってもらったりしようと考え、ミニレクチャーをする時間を作っています。
今回のミニレクチャーのテーマはメラビアンの法則です。
取り上げた理由は、課員のみんなが話す相手の顔を見てコミュニケーションを取っていないことが気になっているからです。

メラビアンの法則とは?

皆さんはメラビアンの法則って聞いたこと、ありますか?
人が会話中に受け取る情報は、言語情報が7%、話し方などの聴覚情報が38%、見た目や表情などの視覚情報が55%。
それぞれがちぐはぐな場合は、伝わるものは「見えているもの」が優位になりやすいということです。
たとえば、好意的な内容を口では言っているのに、顔の表情は嫌悪の表情を浮かべている…というようなやりとりです。
この法則から、
「本当に伝えたいメッセージは言葉だけでは伝わらない」ということも言えます。

この話の後、ワークも取り入れました。
私自身もリーダーシップの研修でやったワークです。

ワーク「最近あったいいことを話してみよう」 

【手順】
1 2人ペアになってAさん、Bさんになる
2 AさんはBさんに最近、あったいいことを話す。Bさんはそれをスマホや手元の資料を見てAさんのことを見ない
 
これをやってみました。
するとまずは、BさんにもAさんの気持ちが伝わりにくいのが分かります。次に、話し手であるAさんの「話したい」と言う気持ちが萎えていくということは誰もが感じるところです。
 実際にワークを行った課員からも感想をシェアしてもらいましたが、こういったコメントが出ていました。
 
・知らぬ間にやってしまっている
・話す気がしぼんでくる などなど
 
などなど。
 
私もこの法則を研修で学んでから意識をするようにしていますが、どうしても忘れてしまうときもあります。
さも自分はできているかのようにこうして書いていますが、私もまだまだです。
しかもさらにお恥ずかしいことに
話している途中に鼻をかんだことすらあります!
その時、話しかけてきた後輩はどんな気持ちだったのだろう、私ってなんてひどい奴って思います。
ちなみに、そのことに気付いたときにはさすがに手帳のNOT TO DO リストに
「人の話を聞きながら鼻をかむ」と書きました。
 

f:id:neoleader:20191109160154j:plain

そんなわけで、コミュニケーションにおいて相手に情報をより正確に伝えたいなら、言葉だけでなく見えるものも大事なんだ、ということを改めてメラビアンの法則を通して確認しました。
 
このように月一回の課内ミーティングは私にとって、教えるだけでなく、リーダーシップの学びの再確認の場となっています。