やること(make)と委ねること(let)をうまく使うには
教訓 makeとletを意識的に使ってみよう!
こんにちは、Viviです。
今回はやること(make)と委ねること(let)というお題です。
これは先日のファシリテーション講座で教えてもらったものです。
ここで言うところのファシリテーションとは、
ものごとが円滑に運ぶように手を尽くすこと
です。
そして、そのためにmakeとletという技術を使ってみようというのが今回、ご紹介する内容です。
1.makeとletとは?
やること(make)とは、計画や戦略、意図など、私たちがあらかじめ考えている道筋のようなもののことです。
作戦や手法などどちらかと言うと、事前に周到に準備しているものの
一方、委ねること(let)とは、即興やひらめき、受容、偶然など全く意図しないその場のもののことです。
この2つをうまく使って場を創っていく、ということマスターする、というのが今回のテーマです。
2.どんな場面で使ってみようか?
このmakeとletをどんな場面で使ってみたらいいのでしょうか。
・ミーティングにおけるファシリテーターとして
→あらかじめ、時間配分から司会原稿、結論までがしっかりとシナリオとして落とし込んであるミーティングってあると思います。これだとmakeだけになってしまうので、シナリオとしてありつつも、シナリオはお守り代わりとして胸に忍ばせつつ、letの効果も使って、参加者がいることの相乗効果でプロセスに対する参加者の満足感を作りつつ、結果としてもシナリオ以上のものを引き出せるのではないでしょうか。
・複数の人数で構成されるグループ内での意思決定のプロセスで
→意思決定というと大げさかもしれません。
ランチでどのお店に入ろうか、何を食べようか「こうしたい。」ってmakeの部分とお店の人に「おすすめは何ですか?」と聞いてそれをletでそれを試してみる、なんてことがゲーム感覚でてきるようになるといいですね。
・何気ない日常のコミュニケーションの中で
→これは言わずもがなですね。私たちはひとりで生きていくことはできず、必ずと言っていいほど常に誰かと関係しあって生きています。
その中で、他者と心地よい距離感で暮らしていくためにその場に応じて自分のmakeと他者のletをうまく調整し合って暮らしていくことが大切ですよね。
4.まとめ
makeとletですが、 その場の状況で観察しつつ、この先どうなったらいいか、そのゴールを創造(想像)しつつ、makeを使ったりletしたり調整しながら場を整えていく、ということですね。
恐らく私たちは日常生活の中で無意識でやっている気がします。
それを意識的にやる、ということでもっと創造した未来に近づくことになるんだ、と思いました。