めざせ、Neoleaderエヴァンジェリスト

      「権限によらないリーダーシップ」は全ての人のもの。その素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいと思います。

めんどくさい一掃大作戦 ―「めんどくさい」を越えて行け

教訓 万里の道も一歩から

こんにちは、Vivi です。

世の中そろそろ緊急事態宣言が明けそうな雰囲気ですが、我が家にはもう2ヵ月間も休業中の受験生がおります。

で、この方、世にある全てのことが「めんどくさい」で片付けしまう系の人間です。

2ヵ月間ほぼ放置していましたが、最近立て続けにこれを乗り越えられるヒントになる本を読んだのでその知見を生かして、この「めんどくさい」をどう自分の中で飼い慣らしていくか、という壮大な課題を解決すべく実践してみようと思います。

0.経緯(参考文献の紹介)

 以下の3冊の本を立て続けに読んで実証実験に入りました。

■1冊目
言葉の力を高めると、夢はかなう

言葉の力を高めると、夢はかなう

  • 作者:渡邊康弘
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 この本では、夢をかなえるためには考えるよりも動いてみる。夢を頭で考えるよりも感情に重点を置いてみる、ということが書いてありました。

もう一つ使う言葉が自分の行動につながっている、という話も書いてありました。

障害や突発的に起きた予想外のできごとは変化するチャンスというメッセージも印象的です。

■2冊目

この本では、超一流の音楽家プロスポーツ選手はどのようなプロセスを経てその成功を手にしているのかについて、丹念な調査をもとにどんな超一流の人も才能だけではなく、必ずそこまで卓越した技術を手に入れるために地道な努力をやっている、ということを実験と調査によっていろいろな角度から証明した内容になっています。

 

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この本を読むと、人はいつからでも今からでも正しい努力をすることで、得たいと思う熟達した技術を得ることが可能である、ということが分かり勇気をもらえます。

■3冊目

 これは、私たちの脳から出た指示が行動に移ることについて、感情や本能を巨大なに、また私たちの理性をその巨大な象の上に乗る小さ使いになぞらえて、どうやったら象使いは象を望ましい方向に連れて行くことができるのか、そのコツが書いてある本です。それによると、ポイントは3つ!

  1. 象使いに方向を教える(何をするべきか目標を理解できるように明確かつ実現可能な目標を与える)
  2. 象にやる気を与える(感情や本能を刺激するようなメッセージやモノなどを用意する)
  3. 道筋を示す(途中で迷いや誘惑に心が奪われないように、目標に向かわざるを得ない環境を整える)

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1.計画

「朝、定時に起きれるようになる」

ということが最初のハードルです。

起きるとすぐにやることを決める。しかも小さなハードル。かつ感情(象さん)が喜ぶもの、ということで

「朝、8時に起きて矯正の装置を外して歯を磨く」

ことをミッションにしました。

期間は2週間としました。

 

 2.観察

最初の頃は目覚まし時計だけではもちろん起きれるはずもなく、家族の支援も受けながらなんとか目標をクリアする日々が一週間続きました。

ところが、後半一週間は家族から起こされることもなく自然と起きて歯を磨くことができるようになりました。

 以前から比べればかなりの進歩です。

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3.感想

 こうして書籍で得た知見を実際に実験してみて今回のようなほんの小さなことが成功することによりそれが成功体験となりさらに前進しよう、目標に向かってやってみよう、と言うモチベーションに繋がることがはっきりとわかりました。

少し頑張れば達成できるような適切な目標設定とその目標が達成された時の感情にフォーカスすることによって大体のことは実現できそうな気がしてきました。

ハードルが飛べたことを共に喜び、次のハードルを用意する。

その日々の小さな繰り返しが大事なのだ、ということを改めて認識した次第です。