振り返りは「事実」→「気持ち」→「学び」→「行動」
教訓「事実」は時空を超えるパスポート
こんにちは、Viviです。
先日のリーダーシップ研修では
ORID(オーリッド)
という手法による振り返りを行いました。
OはObjective question 「その振り返る出来事の前後で変化した客観的な事実は何か?」
RはReflective question「その変化に伴って自分にどんな感情が起こったか?」
IはInterpretive question「その感情によって得た学びは何だったのか?」
DはDecisional question 「その学びを今後、活かすためにどんな行動をとるのか?」
という4つの段階について、それぞれ時間を取って考えるところがポイントです。
この手法を使って実際に振り返りをしてみたのですが、
第一段階である、何が変化したかという「事実」を捉えるはずが、次の段階である「感情」との切り分けが意識しても意識しても難しく、どんどん先走ってしまうところを留めるのが大変でした。
その後、順番にステップを踏んで振り返りを実際の行動計画につなげることができたのですが、面白かったのは、一番難しかった「変化の事実」を捉える第一段階があることにより、それがコアになり、第四段階まで進んだときも、共有した「事実」に戻って意味の捉え直しやその行動計画ができた背景をグループで共有でき、検証できたこと。
つまり、「事実」が振り返りのステップを自由に行き来できるパスポートとして重要な役目をしたことです。
普段、私たちが何気なくやっているPDCAのサイクルやイベントの反省会など、この手法を使って分解してと振り返る習慣をつけたら面白い!と思いました。