めざせ、Neoleaderエヴァンジェリスト

      「権限によらないリーダーシップ」は全ての人のもの。その素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいと思います。

マネジメントってなんだろう?

教訓 原点はとにかく場の観察。起きている事実をつかむこと

こんにちは、Viviです。

今回は、自分にとっての「マネジメント」について最近考えていることを書いてみたいとおもいます。

0.置かれている立場

「マネジメント」というとやはり、自分の所属するチ―ムを育てること、というイメージがあります。

私が属しているチームとしてすぐ思い浮かぶのは、仕事と家庭です。

仕事では、ラインの中間管理職になって1年ちょっと経ちました。

部下は、7人です。2つのグループがあってそのグループにはグループリーダーが1人ずついます。

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 家庭としては、夫と子供がいる家族というチームの一員です。

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1.チームを育てること

では、「チームを育てること」ってどういうことなのでしょうか。

「チームを育てる」ことに対する私の持つイメージは

  • 個々の発揮する力が一人ひとりのときより数倍も大きくなるような関係性になる
  • チームの目標に対して、より短時間でより小さなエネルギーで達成できる関係性になる
  • 一人でいるときより、より楽しく、心地よくなれるようになる
  • 一人でいるときより、より強くなれるようになる
  • 一人でいるときより、より多面的にものごとを捉えられるようになる

いずれもチームとなったとき、

より小さな力で、

より大きなこと、より困難なことに向かっていけるようになる、そんなイメージを持っています。

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2.チームを育てるためのリーダーの役割

チームで行動する。例えば、チームで勝ち負けを争うスポーツの世界。

サッカーや野球、バレ―ボールなど、皆さんもご存知のようにその試合に参加しているチーム一人ひとりにポジションがあります。

そのように、チームで動くためには役割分担が必要です。

私のようなチームのマネージャーもそのポジションの一つと考えるのがいいと思っています。

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スポーツにおいてポジション名が同じであれば、その中での最低限の役割は決まっていると思います。

例えば、サッカーにおいてゴールキーパーゴールポストの前に立って、得点が入らないようにボールを跳ね返す役割だし、野球のピッチャーはバッターに対して打ちにくい球を投げる役割です。

さらに、その役割というのは、チームごとで、そしてそのチーム全体のバランスで、そしてその個人が持っているスキルによって少しずつ役割は違っているように、仕事上や家族においても少しずつ違っているのは当然だ、と考えます。

それがマネジメントスタイルというになるのかな、と思います。

3.私のマネジメントスタイルとは?

 仕事では、ラインの管理職になって1年ちょっと。

もともと管理職や「チーム」ってことなんて意識したことなくやりたいことを中心に生きてきました。

他人サマのことを気に掛けたり、気の利いた声掛けをするなんて考えたこともありませんでした。

そんな状態な私がマネジメントを任されたので大変です。

張り切って『他者のリーダーシップ開発』という教育プログラムを受講しましたが、他者のリーダーシップ以前に自分のリーダーシップが開発されていない!というオチがありました。

最近わかってきたのは、私ができることはとても限られていること。

  • 見守ること
  • 手伝って、と言われた手伝うこと
  • 新しいことに挑戦したいと行動する人の背中を押すこと
  • 相談されたら自分の考えを言うこと

これくらいは、がんばらずにできるかな、と思います。

 

逆にできていないこととしては、

  • 今、起きていることをタイムリーに詳細に報告すること
  • 気の利いたジョークを言ってリラックスさせること
  • グチや文句を聴くこと
  • 1日の終わりに全員が帰るの見届けること
  • 粘り強くがんばること

これらは苦手です。

 

4.アクションプラン

この1年間、いいチームを作ろうと私なりにいろいろと試行錯誤してきましたが正直なかなかうまくいかない、というところが正直な思いです。

逆に言えば、難しいからこそおもしろい、とも言えるのですが・・・。

今回、このように改めて自分のマネジメントスタイルを考えてみて、部下が上司に求めているものと私が無理なく提供できるものとの折り合いをつけられるところにアクションプランがあるのだとしたら、、、。

  • 簡にして要を得た情報の提供

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まずはこの1つに集中して取り組む必要がありそうです。

このためには、

・相手が今、どんな状態なのか?

・どう伝えたら効果的か?

について相手を観察しながら最も効果的な方法を探っていこうと思います。