めざせ、Neoleaderエヴァンジェリスト

      「権限によらないリーダーシップ」は全ての人のもの。その素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいと思います。

来年の手帳を考える —手帳にどんな働きをしてもらうか?―

教訓 手帳は行きたい先に向かうための攻略本

こんにちは、Viviです。

もうすぐ11月。

ということで仕事ではそろそろ来年の予定も入り出してきて、スケジュール帳を見たらその月のページがない!となり、来年の手帳をどうしようか?と悩む時期になりました。

来年の手帳を探すのは本当に楽しい時間ですよね。

0.作者失踪事件

ここ数年は「逆算手帳」という何やらしかけのいっぱい詰まった手帳を使っていたのですが、なんと、作者が失踪!ということで来年の「逆算手帳」が販売されないという事態になっています。

この「監視社会」でSNSが世の中を席捲している現代で全く音沙汰もない状態になれるのは奇跡に近いのではないか、と思います。

今は作者のコボリジュンコさんがお元気でまた、逆算手帳が戻ってくることを願うばかりです。

 ※本家の逆算手帳はこんな感じでした。ホントに残念です。

neoleader.hatenablog.com

 

1.じゃあ、手帳どうする?

今年は逆算手帳のコミュニティにも入り、手帳の作り方のレクチャーも受講し、来年も取り組む気満々でいた私ですが、手に入らないとなればすでに販売中のものをカスタマイズして「My 逆算手帳」を作るしかありません。

そこで改めて私は手帳に何を求めてるのか、を考えてみました。

2.私が大切にしているもの

で考えた結果、ベスト3は以下の内容になりました。

  1. 毎週の振り返り、毎月の振り返りができること
  2. 手帳が軽いこと
  3. 表紙をカスタマイズできること

スケジュール管理はグーグルカレンダーでしているのでスケジュール帳と言うより、振り返りをする際のツールとしての役割が高いと気が付きました。

で、買ったのは、こちら。

 

2021年手帳マンスリー オタ活ダイアリー/ベージュ1000116168

2021年手帳マンスリー オタ活ダイアリー/ベージュ1000116168

  • 発売日: 2020/08/16
  • メディア: オフィス用品
 

 2.中身はこんな感じ

この手帳のもともとのコンセプトは「オタ活ダイアリー」という名のとおり、チケットの申込み履歴やプレゼント贈受リスト、コンサート会場のリストなど好きなタレントさんを追いかけるのに最適に作られています。

それを私は次のようにカスタマイズしています。

まず、一般的なページはこんな感じです。

 

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3ヵ月ガント

3ヵ月ごとのガントチャートです。

こちらはハビットトラッカーに使おうと思います。

そして、ここからはオタ活ダイアリーならではページです。

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その名の通りチケット申し込みから当落までを管理するぺージですが、

ここは

WISH LIST

にしました。全部で156個書けます。

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続いてプレゼントリストです。

こちらもカスタマイズして、

BOOKリストにしました。来年は読んだ本をちゃんとリスト化してみたいと思っています。

 


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週の振り返りページ

そして、このページが一番気に入って購入のポイントとなったページてす。

本当は、参加したイベントのレビューリストなのですが、私はこれを週の振り返りとして使おうと思っています。

レーダーチャートを使って5つの項目について、満足度を数値化して確認できたらいいな、と思っています。

欄が60個あるので52週分には十分足りそうです。

上のマーク部分をどう使うか、はまだ決めていません。


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いい宿メモ

このページは、もともとコンサート会場やライブ会場を記録に残すメモのようですが、私は「いい宿メモ」に使おうと思います。

来年はいろいろなところに旅できたらいいなぁ。

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このほかに今までの「逆算手帳」にあった

・ライフビジョン

・ライフ逆算

・10年逆算

・1年逆算

・年間目標シート

・15ヵ月ガントチャート

・DO NOT LIST

・LESSON LIST

は、引き続き自由ページに書こうと思います。

そんなわけで来年もマイ逆算手帳を片手に2021年の終わりのゴールを描きながら進んで行きたいと思います。

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『悪いヤツほど出世する』を読んで —アンチリーダーシップ論―

教訓 創り出したい未来と現実の差は行動のエネルギー源

こんにちは、Viviです。

こんな本、読みました。

 

 ちまたにはびこるリーダーシップ研修やリーダーシップ研修に対して、その実態と現実社会の中での効果に対して疑問を投げかける内容です。

 

 

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1.リーダーシップ教育の失敗とは

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 冒頭からリーダーシップ教育産業の盛り上がりとその教育内容とリーダーシップが求められる職場での管理職の置かれている現実とのギャップが書かれています。

著者はアメリカのビジネススクール教授なので、アメリカでの調査が用いられています。

部下の上司に対する満足度などいくつかの調査結果を引き合いに出していますが、どの調査も職場という現実おいてマネージャーに対する評価の低さを表しています。

 2.失敗と対策について

調査によるとリーダーシップ教育に投入されている金額は年々増えていて、高等教育におけるリーダーシップ教育コースも人気です。

それにも関わらず、現場ではリーダーに対する不満が増えいてる。これは一体なぜなんでしょうか。

組織の利益とリーダー個人の利益が一致していない

 リーダーシップ教育では組織の利益はリーダー個人の利益と一致する前提で話が進むのですが、実はそうではない、というのが1つの理由にあげられています。

そして、

教育内容が現場で実を結んでいるのか調査がなされていない

本来なら教育した内容がどう現場で生かされているのか、調査して成果が出ていない部分をリーダーシップ教育にフィードバックする、というシステムがないことも理由としてあがっています。

当然ながらその対策としては、両者の失敗をうまく生かして、

組織とリーダー個人の利益が一致していないことを認識し、

リーダーシップを科学する

(現場の実態で得られるフィードバックを教育に反映させる)、

ということが必要です。

3.リーダーシップ教育の中でのリーダー像の事実の乖離

 続く章では、リーダーシップ教育で語られるリーダー像と事実はどうなのか?について、いくつかのケースを上げて、いかにそのリーダー像が神話化されているか、について書かれています。

 今まで書籍化されたり、伝説化されているネルソンマンデラ氏やキング牧師などの神話化されていない生身としての人間の弱い部分を引き合いに出しながら、リーダーも人間であり、多くの人同様、自分自身を過大評価したり、過去のできごとについて自分に都合よく捉えるという事実が述べられています。

 さらに、今、リーダーの素質として世の中で取りあげられいている

サーバントリーダーシップ(謙虚なリーダーシップ)

・オーセンティックリーダーシップ(自分らしいリーダーシップ)

についてもその実態と負の局面をとおして疑問を投げかけています。

 まず、サーバントリーダーシップ(謙虚なリーダーシップ)があると、その謙虚なリーダーは部下を信頼し、仕事を任せれば部下は俄然ヤル気を出して仕事に取り組む、という考えですが、実際は出世の階段を上がっていく途中のリーダーは謙虚さではなく、自己中心主義的な方が先見的であり存在感のあるリーダーとして認識されやすい、という事実がある、ということです。

 また、オーセンティックリーダーシップ(自分らしいリーダーシップ)についても、自分らしさを前面に出したリーダーが部下や組織にとって受け入れられるか?という現実の視点から見ています。

 実は、人はリーダーに対して、たとえそのリーダーがどんな気分だったとしても、つねにエネルギーを発散し、他人のことに気を配り、大丈夫、きっとうまくいく、という安心感を与えることを求めている、と書いています。

 ということは、リーダーのその人らしさ、というのは求められていないのでは?という結論になっているのです。

 リーダーとしての役割を果たすためには「自分らしさ」の代わりに、組織が組織としてよりよく機能するための行動を取らなくてはいけない、ということが事実であり、置かれた環境で成功するためにはどうしたらいいかを学び、はたまた成功するためにより良い環境に移るにはどうしたらいいか、を考えてつねに成長するのなら「真の自分」というものも変わっていく、ということになりますね。

4.リーダーに誠実、信頼、思いやりは必要か

 

 まず、誠実さについて「嘘をつく」という基準で考えています。

その基準が果たしていいのか?は別として事実を誇張表現したり、できていないことをできている、というようなことはリーダーに限らず多くの人にとって心当たりがあることです。

さらにリーダーとして、自分の組織の持っているリソースを外部に魅力的に見せて注目してもらう、ということは役割の一つであったりもするので、その結果、嘘は時に歓迎されることすらある、と書いています。

次は信頼です。

リーダーシップ教育では「社会的・経済的組織の中では信頼は重要」と言われています。

にもかかわらず、周囲からの信頼を裏切って法廷に立つ羽目になったリーダーの名前をあげて、その後、そんなに社会的制裁を受けていないことの実例を使って、人間そのもののが持つ

・楽観主義バイアス

・単純接触効果

の特性を使って説明しています。

そして、締めくくりは

「人間は大体において自己利益を追求する生き物だ」

という普遍的真実を私たちに突き付けているのです。

最後の思いやりですが、ここでもリーダーと言うよりも人間として持っている特徴を用いて、リーダーが部下に対する思いやりを持つことの難しさが述べられています。

その特性とは、

・自分と似た人を助ける

・自分の体面や優越性を守ろうとする気持ちが強い

・問題が起きてもその責任が自分の外にあると判断する

です。

このことから、部下という他人よりも自分に対しての思いやりがまさってしまう、という事実を述べています。

5.じゃあ、どう考えるか?

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対策が書かれている章のタイトルはずばり

「自分の身は自分で守れ」

「リーダー神話を捨てて、真実に耐える」となっています。

そして、最後は組織の現実と向き合う6つのヒント

として

  1. 「こうあるべきだ」(規範)と「こうである」(事実)を混同しない
  2. 他人の言葉ではなく行動をみる
  3. ときには悪いこともしなければならない、と知る
  4. 普遍的なアドバイスを求めない
  5. 「白か黒か」で考えない
  6. 許せども忘れず

と書いてあります。

そして、最後に

じゃあ、「リーダー自身はどう考えるか」について大事なメッセージが書いてありました。

それは

 

リーダーシップ神話を振りまき、人々をいい気分にさせるだけではうまく行かないことは、はっきりとしている。

真実に向き合い、現実にねざすべく努力をし、そして自分が何をしたいのか、それはなぜかを見きわめ、そこに向かってがんばって続けること。

 

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当たり前にできそうでできないことですが、何ともシンプル。

自分の毀誉褒貶を手放して、うまく行かないという現実を直視し、愚直に少しずつゴールに近づく、ということですね。

気持ちが楽になりました。

 

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もやもやした不安を解決する方法

教訓 もやもやしている「今」を言語化してみる

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こんにちは、Viviです。

今回は、ある日突然沸き起こってくる「未来」についてのもやもやした「不安」とどう付き合っていったらいいか、についていくつかの方法を試してみて、その解決のためのマイレシピをお届けしたいと思います。

0.不安発生の瞬間

皆さんは、未来に対する漠然とした不安が突然、発生することはありませんか?

私は時々あります。

では、不安発生の瞬間はいつでしょうか。

私の場合、不安のカテゴリーは仕事のことが多いのですが、大体、不安発生の瞬間はそのことに取り掛かろうとしているときか、取り掛からなくちゃ、と思いつつ、後回しになっていて、心のどこかにそれが気にかかっているようなときです。

それらが朝いちばんやお風呂に入っているとき、帰り道でホッとした瞬間などに突然、沸き起こってくるのです。

1.不安になるのはどんな内容?

前述の内容とも重複しますが

心のどこかでネガティブに気にかかっていること

を思い出したとき不安になります。

そして、そのネガティブなことと言うのは当然ですが、あまり気乗りしない、どちらかと言うと苦手なことですね。

苦手なことこそ、少しずつ取り掛かっていかなくてはいけないはずなのに後回しになり、さらに取り掛かるために大きなエネルギーを使う必要が出てきてしまう、、、。

いわゆる悪循環ですね。

2.処方箋1

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書き出してみる

ワタクシ「もやもやノート」と題するノートを持っていまして、何かもやもやした不安が生まれたときはこのノートを取り出して、そのもやもやした不安を書き出してみる、ということをやります。そうするとほとんどのもやもやは消えていきます。

ただただ頭に浮かんだことを書き出すだけでもやもやは無くなります。

3.処方箋2

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アクションプランとして小さなステップに分解してみる

書き出したもやもやの中には、苦手で後回しになっているようなものもあります。

そんな時は本当にすぐに取り掛かれるような小さなTODOにしてみます。そうするとさっきまで進捗率0パーセントだったことが0.1パーセントになるとしたら、ゼロからイチになる、大進歩です。それだけでもやもやが晴れていく気持ちになります。

4.処方箋3

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だれかに話してみる

書き出す方法の亜種ですね。

誰かに聞いてもらうためには、まずは自分の頭の中で整理することをします。聞いてもらうためにはもやもやをより客観的にとらえないといけない・・・。

そんな作業を頭の中でして、言葉に出すとさらに冷静にもやもやを観察できる状態になってきます。

5.処方箋4

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質の高い動物性たんぱく質を摂取してぐっすり寝る

これもかなり有効です。黒豚とんかつやステーキなどの良質の動物性たんぱく質をほんの少し奮発してがっつり食べて、前日よりも1時間早めに布団に入る。

それだけでも、もやもやは解決することが多いです。

6.処方箋5

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外で身体を動かしてみる

海や川、森などに身を置いて泳いだり、歩いたりして黙々と身体を身体を動かして心と身体の疲労のバランスを取ってあげる。

おかげで疲れてぐっすり眠れる、という効果も出てこれもなかなか効果的な方法です。

7.眺めてみると

こうして処方箋を書き出してみると、もやもやした不安の沼にどっぷりとはまっているところから少し離れて、その状態を観察して客観的にとらえることで、今の自分の状態を冷静にスケッチすることができるんですね。

スケッチすることで、いつの間にか不安の沼から抜け出すことができて、目指す目的地にまた歩き出すことができるのか、と思いました。

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マネジメントってなんだろう?

教訓 原点はとにかく場の観察。起きている事実をつかむこと

こんにちは、Viviです。

今回は、自分にとっての「マネジメント」について最近考えていることを書いてみたいとおもいます。

0.置かれている立場

「マネジメント」というとやはり、自分の所属するチ―ムを育てること、というイメージがあります。

私が属しているチームとしてすぐ思い浮かぶのは、仕事と家庭です。

仕事では、ラインの中間管理職になって1年ちょっと経ちました。

部下は、7人です。2つのグループがあってそのグループにはグループリーダーが1人ずついます。

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 家庭としては、夫と子供がいる家族というチームの一員です。

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1.チームを育てること

では、「チームを育てること」ってどういうことなのでしょうか。

「チームを育てる」ことに対する私の持つイメージは

  • 個々の発揮する力が一人ひとりのときより数倍も大きくなるような関係性になる
  • チームの目標に対して、より短時間でより小さなエネルギーで達成できる関係性になる
  • 一人でいるときより、より楽しく、心地よくなれるようになる
  • 一人でいるときより、より強くなれるようになる
  • 一人でいるときより、より多面的にものごとを捉えられるようになる

いずれもチームとなったとき、

より小さな力で、

より大きなこと、より困難なことに向かっていけるようになる、そんなイメージを持っています。

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2.チームを育てるためのリーダーの役割

チームで行動する。例えば、チームで勝ち負けを争うスポーツの世界。

サッカーや野球、バレ―ボールなど、皆さんもご存知のようにその試合に参加しているチーム一人ひとりにポジションがあります。

そのように、チームで動くためには役割分担が必要です。

私のようなチームのマネージャーもそのポジションの一つと考えるのがいいと思っています。

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スポーツにおいてポジション名が同じであれば、その中での最低限の役割は決まっていると思います。

例えば、サッカーにおいてゴールキーパーゴールポストの前に立って、得点が入らないようにボールを跳ね返す役割だし、野球のピッチャーはバッターに対して打ちにくい球を投げる役割です。

さらに、その役割というのは、チームごとで、そしてそのチーム全体のバランスで、そしてその個人が持っているスキルによって少しずつ役割は違っているように、仕事上や家族においても少しずつ違っているのは当然だ、と考えます。

それがマネジメントスタイルというになるのかな、と思います。

3.私のマネジメントスタイルとは?

 仕事では、ラインの管理職になって1年ちょっと。

もともと管理職や「チーム」ってことなんて意識したことなくやりたいことを中心に生きてきました。

他人サマのことを気に掛けたり、気の利いた声掛けをするなんて考えたこともありませんでした。

そんな状態な私がマネジメントを任されたので大変です。

張り切って『他者のリーダーシップ開発』という教育プログラムを受講しましたが、他者のリーダーシップ以前に自分のリーダーシップが開発されていない!というオチがありました。

最近わかってきたのは、私ができることはとても限られていること。

  • 見守ること
  • 手伝って、と言われた手伝うこと
  • 新しいことに挑戦したいと行動する人の背中を押すこと
  • 相談されたら自分の考えを言うこと

これくらいは、がんばらずにできるかな、と思います。

 

逆にできていないこととしては、

  • 今、起きていることをタイムリーに詳細に報告すること
  • 気の利いたジョークを言ってリラックスさせること
  • グチや文句を聴くこと
  • 1日の終わりに全員が帰るの見届けること
  • 粘り強くがんばること

これらは苦手です。

 

4.アクションプラン

この1年間、いいチームを作ろうと私なりにいろいろと試行錯誤してきましたが正直なかなかうまくいかない、というところが正直な思いです。

逆に言えば、難しいからこそおもしろい、とも言えるのですが・・・。

今回、このように改めて自分のマネジメントスタイルを考えてみて、部下が上司に求めているものと私が無理なく提供できるものとの折り合いをつけられるところにアクションプランがあるのだとしたら、、、。

  • 簡にして要を得た情報の提供

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まずはこの1つに集中して取り組む必要がありそうです。

このためには、

・相手が今、どんな状態なのか?

・どう伝えたら効果的か?

について相手を観察しながら最も効果的な方法を探っていこうと思います。

 

こけちゃいました。―私の肩腱板断裂治療記録(下)

教訓 思い込みを手放し、起きている事実を観察する

こんにちは、Viviです。

前回は事件発生から事実発覚、そして手術決断までを書きましたが今回はその続きです。

 前半はこちら。

neoleader.hatenablog.com

1.手術決断

近所の整形外科の非常勤Dr.が内視鏡を使った手術ができて、さらにその手術は近くの総合病院でできそうです。おまけにその執刀してくれるというDr.は若くて気さくな感じでなかなかの好印象です。近いしすぐにできそうなので即断で手術する、と「無意識の私」は決めそうになりました。

が、しかし・・・

Dr.の好印象と病院の近さは、決断するにあたって重要な判断要素なのか?ともう一人の「理性の私」が囁いてくれました。

そうです。このときに重要な判断要素は

「いかに、事故前の肩に戻すか?」なのです。

Dr.に求めるのは確かな腕前であり、病院に求めるのは最新の設備としっかりとしたサポ-ト体制です。

そこで、インターネットをとおして調べ直すとけっこうな量の手記ブログや整形外科の記事に出会うことができました。

そこから得たことは

・手術でしか治らない

・手術よりその後のリハビリが大事

・術後、元に戻るためには1年くらいかかる

・手術したから痛みが全くなくならないこともある

といったあたりのことでした。

そこでそれらを踏まえて、通える範囲執刀してくれる専門医がいて入院できる施設がある病院ということでそこに紹介状を書いてもらって、無事に手術にこぎつけることができました。

で、選んだのがここです。

ar-ex.jp

2.入院そして手術

このケガは高齢になると発生するらしく、その多くは長年、肩を酷使したことによる断裂です。そのほかの原因としては、私のように事故による断裂です。けっこうメジャーなようで手術の予約を取るのに2ヵ月ほどかかってしまいました。

でもここの病院にして正解でした。

その理由としては、

  • 特定の疾病に特化していること
  • 入院中のQOL(生活の質)の向上に注力していること(手術直後の痛みの除去、入院中の過ごし方)
  • リハビリ環境が充実していること

 インターネットで検索すると病院によって入院期間はまちまちです。日帰りのところもあるのでびっくり。そんな中、私は4泊5日でした。

入院2日目に手術し、術後の痛みの軽減とリハビリに注力する方針のようで、とにかく痛みに対してのこまめなケア(痛みの程度の数値化→「1~10でどれ位か?」という質問をしてくれました。その結果に基づいて痛め止めの投与をしてくれました)が印象的でした。

また、高速Wi-Fiが病室に入っていて、Amazonプライムを使って映画をたくさん観ることができたのも嬉しかったです。

3.リハビリ

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手術はスタートで「完治のためにはリハビリテーションが重要」ということを、いろいろな方からアドバイスされました。

私の場合、手術までには1ヵ月ほどあったので、術後の快復がスムーズにいくように手術前から筋トレを含むリハビリテーションを課されました。

 

そして術後はさらに頻繁なリハビリテーションに通うことになっています。

 

4.気づいたこと

今回の大きな学びはセカンドオピニオンを取った

ということです。

「1.手術決断」のところで書きましたが、最初に診てもらったDrに

「他の先生の意見も聞いてみたい。」と言えたところが今回のハイライトでした。

どうしても、

・気を悪くするかな?

・嫌われたらどうしよう?

などと思って一瞬ひるんでしまいましたが、勇気を出して自分の求める結果になるべくフォーカスするようにして伝えました。

その意味では、

毀誉褒貶を手放し、望む結果にフォーカスする

というオンラインファシリテーションレーニングで習ったことが役に立ちました。

 

neoleader.hatenablog.com

 

5.アクションプラン

今回のたまたまのケガをとおして、自分自身が持っているいろいろな思い込みや思考に気が付くことができました。

これをこれからの生活にどう生かしていくか?

  1. 黄色信号では止まって次を待つ
  2. 創り出したい結果にフォーカスする
  3. 思い込みを手放し、起きている事実を観察し楽しむ

この3つを常に心がけていこうと思っています。

 

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こけちゃいました。―私の肩腱板断裂治療記録(上)

教訓 「黄色信号は止まって次を待て」の合図

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こんにちは、Viviです。今回は、お題のとおり、路上でこけて「左肩腱板断裂(ひだりかたけんばんだんれつ)」となってしまい、それをとおして体験したこと、考えたことを書きたいと思います。

0.事件発生

2月の始めの月曜日のことです。その前週末に担当している業務で顧客向けの大きなイベントが終わったこともあり、ホッとしていたのかもしれません。

その日は子供の友達が自宅に遊びに来ていたこともあり 「早く帰らねば。」と気が急いでいました。職場を出て公道に出たところで、小走りだった私に突然の衝撃が。気がついたら空中を飛んでいました。

その直後地面に滑り込み両手のひらをすりむき左肩を強打しお気に入りのコートも胸の部分が擦り切れていました。

その時はアドレナリンが出ているせいか、痛みも感じることなく帰宅を急ぎましたが、落ち着いてみると鼻の横もすりむき、両手のひらも真っ赤になって血が滲んでおり、何より強く打った左肩が痛くて腕が上がらずに大変でした。

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1.整骨院から病院へ再来院

転倒した翌日に整形外科にてX線を撮ってもらいましたが、骨には異常なく、打撲ということでした。仕事も忙しくなってきたので近くの整骨院で治療を続けていましたが、保険適用が切れる3ヵ月が過ぎても痛みが取れません。

と言っても、大抵の日常生活はできていたことと、コロナ感染が市中感染中だったことで再診がずるずると遅くなり、コロナの第一波が収まった6月初めに整形外科を再来し、再検査してもらい、MRIの結果、肩の内側の小さな筋肉と骨をつないでいる腱板が断裂していることが判明しました。そして治癒のためには手術しかない!という結論になりました。

2.病院探し

次は手術をどこでするか、です。この断裂を治す手術は内視鏡を使った手術が主流とのこと。どこの病院でもできるわけではなさそうです。

近所の整形外科から紹介してもらった専門医がたまたま近くの総合病院で執刀していることが分りましたが、それでも術後は一定期間のリハビリが必要で左手全体が不自由な期間もありそうです。

 この先は後半に続きます。

 3.サウルの回心

唐突ですが、新約聖書の話に「サウルの回心」という話があります。

サウルという極悪人が出てきます。サウルはイエスの弟子たちを迫害しまくるのですが、ある時、突然雷に打たれて倒れる、という事件が起き、そこでイエスが現れて回心し、「パウロ」と名を変え、イエスの伝道を広める有力な人物に転向する、という話です。

私にとってのこの転倒は、まさにサウルが雷に打たれた衝撃なのではないか、というくらいのできごとでした。

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ミケランジェロ・ブオナローティによる作品《サウルの改宗》

 

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 4.何を回心する?

とは言え、私が極悪人だったわけでもなく、回心すると言っても伝道の道に入るというわけではないのですが、改めてこうやって文字にして心の中を整理してみて、

黄色の信号、走って渡れの時代から

黄色は止まって次を待ての時代に移り変わったのだな、と実感しました。

目の前のハードルを飛ぶことだけに24h 365日戦ってきたような気がしています。

今回の転倒事件を通して今後は、周りの景色を観察する余裕を持ち、必要なものを選択しながら日々を暮らしていくということにだんだんとシフトチェンジしていくということを教えてもらった気がします。

この先は後半に続きます。

 

 

毀誉褒貶(きよほうへん)という言葉の意味

教訓 自分自身の毀誉褒貶に囚われない

こんにちは、Viviです。

今回は、今、私の中で今年一番のヒットになっている

毀誉褒貶(きよほうへん)

という言葉について書いてみたいと思います。

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1.毀誉褒貶とは?

ほめたりけなしたりする世間の評判のこと。また世間の評判が様々であることのたとえ。
「毀」は、そしる。「貶」は、けなす。「誉」も「褒」も、ほめる。

― 学研 四字熟語辞典より ―

 つまり簡単に言うと周りの評判ですね。良いことも、悪いこともです。

 

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2.もともとの意味は?

四字熟語の語源は、使われている漢字にあります。

「毀誉(きよ)」と「褒貶(ほうへん)」の2つの言葉が2つくっついたようです。

「毀誉(きよ)」の「毀」は「そしる」という古語ということで、「人を悪く言う。非難する」。ということでこちらは「悪口と称賛」です。

そして「褒貶」の「褒(ほ)」は「ほめる」こと。「貶(へん)」は「おとしめる」ということで「おとったものとみなす」ことで、こちらの二文字で「褒めたりけなしたりすること」を意味しています。

この似た2つの熟語がくっついて四字熟語になったようです。

 

3.どんなときに使うの?

  この四字熟語がなぜ、ヒットしているのか?

それは、今学んでいる「オンラインファシリテーションレーニング」が発端です。この中で、

ファシリテーターは、そのファシリテートしている場がうまくファシリテートできたとしても、できなかったとしてもその成果はファシリテータ―のものではない。

ファシリテータ―は自分自身の毀誉褒貶に囚われないようにすることが大事です。」

 という話です。

 

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私たちはいろいろな場面において、ものごとの帰結が自分自身の能力の結果である、と解釈し、落ち込んだり、不安になったり、自慢したくなったりしますが、そもそもそれが間違いであり、ファシリテータ―としてどんな仕事にも手を抜かずに最大限の努力をすることはするのですが、その成果は必ずしも思い描いたものではないかもしれない。

その結果に一喜一憂するよりも、その結果を受け入れて、そしてそこから、求む成果に向けてまた、行動を起こしていく、、、。

 

私が私自身の人生のファシリテーターとして、そんな気持ちで毎日を過ごしていけるといいなぁ、と思っています。