めざせ、Neoleaderエヴァンジェリスト

      「権限によらないリーダーシップ」は全ての人のもの。その素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいと思います。

レバレッジを効かせて1日を過ごしてみる

教訓 午前中を制する者は1日を制する(私の場合)

こんにちは、Viviです。前回のエントリーでは、新しい睡眠の4類型とそのタイプに合う1日のライフサイクルを紹介しました。

 

neoleader.hatenablog.com

 これによると私は朝型人間のライオン型でした。

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朝、持っているエネルギーをどれだけ保持できるかが勝負です。

というわけでこの本に書いてあることを参考にして、

自分なりに午前中にいかに集中して1日を過ごすか?

を実証実験してみることにしました。

1.実際に取り入れてみていること

本の内容を参考にしてやってみていることは以下の5つです。

  1. 朝、起きたらまず朝食を食べる
  2. 7時過ぎにエネルギーが高まり過ぎないように瞑想をして心身を落ち着かせる
  3. 9時頃、軽く炭水化物を食べてエネルギーを補給して休憩する
  4. ランニングは朝ではなく夕方~夜の時間帯にシフトする
  5. 夜10時半に就寝する

 2.どんなふうにやっているのか?

実際にはこんなことをやってみています。

1.朝、起きたらまず朝食を食べる(大体5時30分頃)

朝食と言っても簡単に作れるスムージーです。

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【材料】

  • 冷凍果物 50g(バナナが多い。イチゴやマンゴ、ベリーミックスなどでもいい)
  • 成分無調整豆乳または牛乳 200cc
  •  プロテイン(無糖のものとモカ味のもの1/2ずつブレンド

これをハンディミキサーでブレンドして飲みます。

2.7時過ぎにエネルギーが高まり過ぎないように瞑想をして心身を落ち着かせる

スマートフォンのアプリを利用しています。

瞑想自体は少し前から習慣化しています。大体10~15分のコースです。

neoleader.hatenablog.com

 エネルギーが高くなってくると部屋が散らかっていることとか、冷蔵庫が食べ物でいっぱいなこととか、些細なことが目に付くようになりそれがまた、負のエネルギーを生む、という悪循環が出てくるので要注意なんです。

3.9時頃、軽く炭水化物を食べてエネルギーを補給して休憩する

仕事が始まってすぐにもぐもぐタイムになる、ということなのでこれを実践するのはなかなか難しいです。でも在宅なら簡単にできるのでこれは無理がない範囲でやっている感じです。

家にいる場合は、9時頃、パンとミルクティをいただく。そんな感じです。

4.ランニングは朝ではなく夕方~夜の時間帯にシフトする

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朝、走りたくなるんです。窓の外を見てお天気がいいとなおさら「今でしょ!」と外に出たくなります。

でも、1日で限られたエネルギーを少しずつ使うためには今、ランニングに行っては行けないのです。

夕方~夜の時間帯でエネルギーが少なくなってきたときにエネルギーを再度、高めるためにランニングするのです。ランニングがあまり気乗りしないときには、ちょっと気分転換にウオーキングです。


5.夜10時半に就寝する

夜10時半に寝る、これが一番難しいです。

ですが、一番レバレッジが効きます。つまり、翌朝、とても爽快に起きれるし、1日のエネルギー量が全然違います。

 

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このように

「24時間は誰にとっても皆、平等」

ではありますが、1日のどこに何をするか、で毎日の充実度がこんなに変わってくるとは思いませんでした。

体質に合わせて、1日に強弱をつけて過ごしてみる、

おすすめです。

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新しい4つの睡眠タイプ —『最良の効果を得るタイミング』を読んで自分のタイプを確かめる

 

教訓 一人ひとりタイプに合った1日の過ごし方がある

こんにちは、Viviです。

暑い毎日が続いていてついつい、家にこもってしまう毎日が続いております。

今回は、最近読んでとても影響力のあった本のことを書いてみたいと思います。

こちらの本です。

最近はこのようなノウハウ本を読んで、実際に実験してみることが多いです。

今回のこの本は、タイトルにあるように

「最良の効果を得るタイミング」として、4つの睡眠タイプから最高の自分になれる瞬間を知ると書いてあります。

1.4つのタイプとは?

  1. イルカ型
  2. ライオン型
  3. クマ型
  4. オオカミ型

この4つです。簡単に言うと

1.イルカ型

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イルカは眠っているときでも脳の半分は休めずに周囲の環境を観察して敵から身を守っているそうです。人間でいうところの知的で神経質な低睡眠欲なタイプです。

2.ライオン型

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ライオンは朝型のハンターてす。人間社会では朝型で中睡眠欲の楽観主義者がこのためイブです。

 

3.クマ型

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クマは自分を環境に合わせるのが得意で、よく眠り、時間に関係なく獲物を負う。人間社会では、睡眠欲が高く、昼間に活動的になる、明るく外向的なタイプです。

 

4.オオカミ型

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オオカミは夜に狩りをします。夜型で社交的、中睡眠欲の創造性豊かな人がオオカミ型です。

 

 2.自分のタイプは?

このタイプを読めば、自分のタイプは何だろう?と思いますよね。

大体、自分のタイプはこれてはないか?と察しがつきますが、この手の話には大体お決まりとなっていますが、自分がどのタイプに属しているか?を確認するための質問項目が用意もちゃんと用意されています。

クイズに基づいて確認したら、私の場合はライオン型でした。

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3.各タイプに応じたバイオリズムとは?

A.イルカ型

イルカさんの目標は3つ。

  • 朝の時間を有効に使うため、早い時間にエネルギーを高める
  • 夜に安らぎを得られるために、不安を減らす

ぐっすり寝られることを目標にします。

1.起床後 身体を動かして血圧、体温、ヤル気スイッチホルモン(コルチゾール値)を上げること

2.朝 冷たいシャワーを浴びて、タンパク質多めの朝食を取ること

3.午前中 さらに覚醒するためにコーヒーを1杯だけ飲む。

4.ランチ 必ず食べる。夜、ぐっすり寝るためにコーヒーは飲まない。

5.午後 エネルギーが落ちたらコーヒーを飲む代わりに運動をして、日光を浴びて目を覚ます

6.夕方 1日でいちばん覚醒した状態になるので重要課題に取り組む

7.夕飯 夕飯前に不安に向き合う時間を作る。そして、夕飯を作ってから夕飯を食べる。夕飯はコルチゾールを押さえるためのセロトニンが出るように炭水化物を多めの食事がいい

8.夕飯後 とにかくパワーダウンする。

9.就寝前~就寝 眠りやすい環境を整備する。お風呂で暖まって、深部体温を下げる。22時半になったらすべての電子機器はOFF。

23時半になったら布団に入る。

B.ライオン型

ライオンさんの目標は1つ。

  • ほかの誰よりも優れたエネルギーや積極性、鋭さを、できる限り長時間発揮できるようにして、夜の早い時間にパワーダウンするのを防ぐ

私は断然、このタイプです。完全に朝型なので、いかに夜9時閉店をすることができるか?が大切です。

1.起床後 ヤル気スイッチホルモン(コルチゾール値)が勝手に上がり、身体を動かしたくなってしまうタイプです。まずはお水を飲んで、朝ご飯を食べます。お腹に何か入ると身体を動かしたい気持ちは一旦、収まります。

2.朝 頭が冴えているので瞑想をしたり将来のことを考えます

3.午前中 出勤前に友人にコミュニケーションを取ります。そして9時頃、一旦、休憩してスナックをつまんでその後も会議やプロジェクトの進行など大事なことにエネルギーを使います。

4.ランチ 炭水化物が多めだと眠くなるので少なめに。日光に当たると目も覚める。

5.午後 創造力と洞察力が高まる。あれこれ考える時間にあてる

6.夕方 頭が疲れてくるので外に出て運動をしてその日最後の日光を浴びる。その後、冷たいシャワーを浴びれば深部体温を高く保つことができる。

7.夕飯 アルコールを飲むなら早い時間に。寝るまでにアルコールを分解するために。炭水化物も睡魔をもたらす。タンパク質を中心に。

8.夕飯後 寝るまでの時間を友達や家族とのコミュニケーションの時間に。

9.就寝前~就寝 22時からシフトダウンし、22時半になったら就寝する。

C.クマ型

クマさんの目標は3つ。

  • 平日に適度な睡眠と運動
  • 代謝を上げ、体重を落とすために食事のリズムを変える
  • 午後のエネルギー高めるために、戦略的に昼寝と運動を取り入れる

1.起床後 ヤル気スイッチホルモン(コルチゾール値)を上げるため、外で日の光を浴びながら身体を動かす。5分でもいい。

2.朝 高たんぱく低炭水化物の朝食を。1日のうち、一番ボリュームがある食事にする。コーヒーは飲まない。

3.午前中 生産性が最も高くなる。するべきことをできるだけ片づける。

4.ランチ 少し身体を動かしてから食べる。量は朝食より少なく、夕食より多く。食後、10分程度のお散歩を。

5.午後 エネルギーが落ちこむまで一仕事。15時頃に昼寝をする。できなかったら深呼吸でリフレッシュ。

6.15時~18時 気分は最高。前向きになれる時間。ミーティングや電話、メール返信に利用する。16時くらいに軽食を。

7.夕飯 夕飯前にエクササイズを。夕飯は炭水化物は控えめにして空腹を満たすだけの量をいただく。

8.夕飯後 人との交流の時間。

9.就寝前~就寝 22時にはすべてのスクリーンを消して、瞑想、ストレッチ、リラックス。23時に就寝。

D.オオカミ型

オオカミさんの目標は4つ。

  • 仕事時間中の効率を上げる
  • 代謝速度を上げるために食事のリズムを変える
  • 毎日の睡眠時間を増やす
  • 気分のむらをなくし、人生の満足度を高める

1.起床後 目が覚めてから起きるまでウオーミングアップの時間を長めに取る

2.朝 朝食をしっかりと必ずとる。コーヒーは飲まない。そして外に出て身体を動かしてヤル気スイッチホルモン(コルチゾール値)を上げる

3.午前中 少しずつ眠気が収まってくるので考えをまとめて計画を立てるようなことをする ヤル気ホルモンがなくなってくる11時頃にコーヒー1杯だけ飲んで集中力を 持たせよう。頭がだんだん冴えてくる時間に差し掛かってきた。

4.ランチ 13時まで仕事をがんばったらランチする。ランチの前に少し身体を動かして代謝を高める。低糖質食はオオカミが1日で最も生産的になれる時間のきっかけを作ってくれる。

5.14時~16時 だんだんと頭が冴えてきて作業が捗る時間。 

6.16時~18時 16時にピークを迎えたら少しだけスナックブレイクを取る。その後、絶好調にエンジン全開。

7.18時~20時 全開のエネルギーを身体を動かすことに使う。その後は、リラックスタイム 

8.夕飯 遅めの夕飯を取った後は、家族や友人との団らんを楽しむ。 

9.就寝前~就寝 就寝に向けてストレッチや瞑想をする。そしてその日のうちにベッドに入る。

 

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4.自分のタイプがわかったところでどうするか? 

自分のタイプがわかったところでどうする?というところです。

私の場合は、確認テストをしたら「ライオン型」でした。

ということで、これから実験してみようと思うのは以下の3つです。

  1. 朝、起きたらプロテイン入りスムージーを飲む
  2. ランニングは日没後にする
  3. 21時にはデジタルディバイスの利用を終了する

これをやってみます。

 

ビジュアル言語の習得する ―一日のことを頭の中で映像化する

教訓 イメージを持つことは未来に近づく第一歩

こんにちは、Viviです。

ただ今、「オンラインファシリテーションマスタートレーニング」を受講しています。

オンラインファシリテーションマスタークラス(OFM)

 

【期待できる効果】

  • 創造的プロセスとしてのファシリテーションの原理原則を学ぶことによって、会議や対話をただ単に進行するだけでなく、望む成果を創り出す力が向上します。
  • ファシリテーターが単なる進行役ではなく、場を創り出し、人を支え、組織の力を引き出す存在であることを理解して、自分で実践することができるようになります。
  • ファシリテーションにおける様々なツールやテクニックを学ぶだけでなく、場の目的と状況に応じて自在に道具を選び、新しい道具を創り出すことができるようになります。
  • オンラインレッスンで学んで理解を深めるだけでなく、実際にオンザジョブのファシリテーションから体験的な学習を深めることができます。
  • 自分のアイデアを現実的に展開するためのデザイン思考を学び、ミーティングやトレーニングの場で実現することができるようになります。

 

と書いてあります。

私の受講の目的は、日々メンバーとして招集される会議において、その会議の効率化と時短化に何とか貢献できる力をつけたい、というものです。

この講座では毎回、次回講義までの宿題が出るのですが、先日の講座のメインテーマは、

「ビジュアル言語を習得しよう」

でした。

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1.ビジュアル言語とは?

ビジュアル言語というのは、相手の話している内容を言葉ではなく

映像として

とらえる手法です。

言葉を消して絵で考えてみよう、というコンセプトです。

2.具体的に何をするのか?

  1. 頭の中に何も書いていないキャンバスを思い浮かべます
  2. 相手の話しを聴きます
  3. 1で思い浮かべたキャンバスに、聴いた話を文字ではなく絵として描いていきます (話が展開していくと同時にスライドがどんどんできていくイメージです)
  4. その絵を簡単に紹介する名前を付けていく感じです (「○○が△△している絵」のような感じです)

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3.この効果は?

講座では、効果として2つのことが説明されていました。

■相手の長い話も集中力が途切れることなく理解できる

■相手が「この人は私の話をしっかりと聴いてくれている。」という信頼感を持ってくれる

4.宿題は?

この「映像化する」という方法を使う宿題がでました。

具体的には

1.朝、今日一日のできごとを頭の中で「映像化する」

2.会議・会合・ワークショップなどの前に、終了時のことを頭の中で「映像化する」

3.映像化したものを言語化する

5.やってみて・・・

・朝、今日一日のできごとを頭の中で「映像化する」

については、コラージュ型、パワーポイントスライド型、展覧会型、万国旗型などいろいろな方法が頭に浮かびました。

 1日のできごとを振り返ることはできても、これから起きることを映像化するのは難しいです。1日のうち最初のできごとを映像化することしかできません。

もう少し練習してみようと思います。

・会議・会合・ワークショップなどの前に、終了時のことを頭の中で「映像化する」

これはもう少しやりやすいです。「終了時」と言ってもそれぞれだと思いますが、私の場合は、最近はオンラインでの開催が多いので、画面に手を振って「会議を退出する」ボタンを押して、ヘッドセットを置くという映像が浮かぶことが多かったです。

・映像化したものを言語化する

 これは映像化よりももう少し頭を使います。

言語化する」のもともとの意味は英語で言うところのnamesなんだそうです。なので、「この映像を一言で表すと?」という感じのことなのではないかな?と思っています。

例えば、「(会議が終わって)モヤモヤが少しは解決できたな。と思えている感じ」見たいなことでしょうか。

 

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これから起きることを「映像化する」ことは、今までやったことがないことなのでなかなかうまく生かずに挫けそうになります。

1日の映像化もできて3枚くらいです。

今まで使っていなかった神経回路も使うこともありぐったりしてしまいますが、引き続き地道な筋トレのごとくがんばりたいと思います。

 

 

コロナ下での気付き —仕事の変化が生活の変化に・・・

教訓 変化は低負荷から始めるべし

こんにちは、Viviです。

梅雨空の合間に覗く青空を見ると梅雨明けもすぐかな?という感じですね。

社会の多くの人と同様に3月あたりからコロナ感染症の影響で、仕事では、突然かつ大きな変化を迫られています。

例えば、

・対面型で提供していたサービスをオンラインで提供する

・対面型で多くの人を呼んで開催していた講演会などのイベントで、開催方法の変更や中止を決定しない

・働くスタッフの働き方について、1つの場所に集まっての出勤型から在宅での勤務に切り替えることが必要になってきている

こんなことが大きな変化です。

これらの対応をして4カ月が経ち、周囲のどんな変化に気付いたか、書いてみたいと思います。

 

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 何より仕事上での変化に伴う生活スタイルの変化の影響が大きいです。

どれだけ自分の日々の生活が「仕事」というものに、外から(時間の使い方などのルール)も内からも(気持ちの問題)影響を受けてきているか、に気付きました。

【悪い方に変化したこと】

■部下の様子が一層分からなくなったこと

仕事では感染症防止対策のため、在宅勤務が急きょ導入されました。

しかも職場のシステムに外部からアクセスできる環境が十分にない状態で。

とは言え、課員は若手を中心にすばやく対応してくれて、職場と在宅で半分ずつの人数での出勤体制にできました。

が、こうなると以前に比べて部下に直接会う機会が激減して、

・今、何に困っているのか?

・担当している業務がどこまで進んでいるのか?

を把握するのが難しくなりました。

 

■課内で揉めごとが増えたこと

課員の状況の把握が難しくなったのが理由なのか、なぜか、管理職と課員の間の溝が深くなった気がします。

管理職に対しての不満がミーティングのたびに出るようになりました。

困った・・・・。

 

■母に会わなくなったこと

プライベートでは、月に1回程度我が家に来ていた実家の母が、遊びに来なくなりました。

会えないと「どうしているかな?」と心配になります。

今までは、遊びに来れば来たで私と母の間で、小さなもめごとがいつも起きていて、私は母の言動にいちいち文句をつけていたのに、不思議な心の変化です。

これは、会う回数が減った結果、軋轢が少なくなった、という 前述の課員と管理職との関係とは逆の関係ですね。

 【良い方に変化したこと】

〇働き方が柔軟になったこと

コロナ感染症感染拡大防止のため、在宅勤務や時差勤務制度が強制的に導入されたことにより、四半世紀近く厳密な就業規則のもと何の疑いもなくそのルールに基づいて働いてきました。

ところが突然、各課の業務の優先度合いを考えて感染防止対策を各自で考えながら働き方を調整して出勤してね。

という指示が人事部門からありまして、これに対応するのに大変でした。

と言うか、今思えば管理職として十分な対応ができませんでした。

そんな中、優秀なグループリーダーを始めとする課員のみんながお互いに調整して対応してくれました。

おかげで私もその恩恵に預かって在宅勤務と出勤を3密と業務予定をにらみながら進めることができました。

 

〇家族で過ごす時間が増えたこと

子どもたちの通う地元の小学校、中学校、高校もそれぞれ休校でした。家族が日中、全員家にいるなんてこれまでになかったことでしたが、昼食、夕食の時間を中心に最近のJ-POPから将来のことなど、たくさん話ができました。

 

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【振り返ってみて】

ここまで書いてみて、まだまだコロナ前の生活様式や考え方が自分自身に染みついていることを感じています。

『LIFE SIFT』や『FACTFULNESS』を読んだり、「これからの時代の働き方」みたいなテーマのウェビナーもいくつか参加したにも関わらず、です。

これからの時代の働き方やそろそろ新しい生活様式に慣れていかないといけないといけないと思いました。

始めは新しい思考について行けずに思考の「筋肉痛」になるかもしれないけれど、低い負荷の筋トレから始めたいと思います。

 

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混乱した状況を把握するために カネヴィンフレームワークとは?

教訓 モノでも生き物でも誰しも生息しやすい場所がある

こんにちは、Viviです。

皆さんは「カネヴィンフレームワーク」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

カネヴィン(Cynefin)というのは、ウェールズ語で「生息域」を意味する言葉です。

そして「カネヴィンフレームワーク」とは、今目の前で起きているできごとを理解し、対応する際に、その場の不確実な状況を見極め、的確な思考や行動を選択することを助けるユニークな理論的枠組みです。

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身の周りのできごとや解決したい問題をこのフレームワークに当てはめると、そのできごとがどんな状態なのか、分析できるツールとして使うことができます。

0.5つの領域とは?

  1. 明白系
  2. 煩雑系
  3. 複合系
  4. カオス系
  5. 混乱

この5つの領域に分かれています。

1.明白系

安定的で因果関係が誰の目にも明らかな状況。何が起き、どういう結果になるのか、物事の順序が明確。パターンも明確で繰り返しできるものです。マニュアル化された業務やルールがはっきりとしている状態です。

2.煩雑系

誰がみてもわかるというほど単純ではないけれど、調査分析や事実確認を通じてひもとくことができる。専門家に相談したり、自分で調べたり、分析することで状況が分ったり、問題が解決する状態です。因果関係を解明することで理解できる状況でもあります。

3.複合系

因果関係がわからず複雑でベストプラクティスやこのやり方で解決するというものがない状態です。許される程度の小さな失敗を繰り返す、という「やってみる」ことで解明していく状態です。

4.カオス系

因果関係を解明することは不可能な状態です。大きな地震に襲われた時や急な停電、交通事故に遭遇した、新型コロナ感染症パンデミック状態などの状況です。

この状態においては、まずは対策を考えるためにも避難したり、ステイホームしたり、まずは秩序を取り戻し、因果関係を探ることができる状態を取り戻すことが必要な状態です。

5.無秩序

これまでの4つの領域のいずれにも当てはまらないもの。1から4のどの系と見なすべきかわからないものです。組織の中でまたは、人生のさまざまな局面において「取り組みたくない(=行動不能である)課題のパーキングロットです。

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1.このフレームワークを日常生活にどう使えるのか

  1. 新しく起きたできごとについてその全体的な状況を把握する
  2. チームメンバーに適切な役割を分担する
  3. 個人がどこの領域を好むタイプなのか把握する

1.新しく起きたできごとについてその全体的な状況を把握する

(これはフィクションです)
ある日突然、私の課に新しい業務が上から降ってきました。
A社がこれから進めていきたいという次世代テレビ会議システムを試しに使ってみて、使い道についていろいろと試したい。という実験に参加する、という話です。
担当者もいないし、その業務と似たような業務もうちの課には存在しません。

これをいったい課内でどのように進めていくのか。そんな時にこのプロジェクトの全体象について、フレームワークをあてはめてみて
・目的やルールを決める

・適切な部署や担当者を作っていく

そんな時に具体的に業務を細分化してみて、1つの業務がこの領域のどこに当てはまるのか、当てはめていくイメージです。


2.個人がどこの領域を好むタイプなのか把握する

カエルや蝶、ライオンは、それぞれに住みやすい環境が違います。

私たち一人ひとりもまた、それぞれ住みやすい生息域があります。

例えば、物事が理路整然としていて扱う物事が秩序だっていることを求めてしまうタイプの人はこのカネヴィンフレームでいうところの「明白系」を好む人かもしれません。

そのように普段の行動パターンから、その人がどの生息域にいることが得意なのか、そのタイプ分けするのに役に立ちます。

 

3.チームメンバーに適切な役割を分担する

「1.新しく起きたできごとについてその全体的な状況を把握する」で、新しく起きたできごとを分解してみて、そのできごとをプロジェクト化するとします。

その時に「2.個人がどこの領域を好むタイプなのか把握する」で個人の特性を把握したので、それを踏まえて各メンバーを招集して、プロジェクトを進める、そんなやり方はどうかな?と考えました。

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2.使ってみました

自分の組織を観察してみました。

なるほど、なるほど、みんな住んでいる生息域が少しずつ違います。

例えば、血気盛んなAさんは、カオス系に率先して飛び込んで行ってくれて「3.複合系」に持っていくのが得意です。

Bさんは「2.煩雑系」が理想の生息域。でもそこが住みやすくなるまでには少しトレーニングが必要です。

そう考えるとトレーニング中にうまくいかずにイライラしてしまっているのも分かる気がしてきました。マネージャーとしては、Bさんにできていることに目を向けさせて、大丈夫だよ。と思わせてあげたいものです。

3.感想

確かにこのフレームワークを通して周囲の人を観察してみると、我が家の場合は

長男は「3.複合系」6割「2.煩雑系」4割的なタイプです。次男は「2.煩雑系」9割かな?って感じで、会話が弾む話題や興味、関心の傾向が違う原因がなんとなく掴めました。

これらの特性に応じた質問やお願いをすることでよりよい人間関係が構築できる気がします。

4.学び

 このフレームワークは、小さなモノを観察する時の虫めがねのようなものですね。はたまた満月のクレーターを観察する天体望遠鏡のようなもの。

あくまでもツールの一つであり、その前提として「観察する」対象をしっかりと見極めた上で、観察することが必要なんですね。

まずは何を観察するか、そこを見つけることが大事。

とも言えますね。

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メモを取りまくる —思いついたことを忘れないためにできること

教訓 自分なりの型をつくる

こんにちは、Viviです。

前回のブログで、文章を書くのがどうしたらラクになるのか?について、試していることについて書きました。

 

neoleader.hatenablog.com

ここで何よりメモを取ることが大事!ということを知ったので、どんな方法でメモを取るのがいいのか?について、今、やっていることを書きたいと思います。

0.メモが取れない

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メモが取れないんです。

なぜかわかりませんが、メモを取っているはずがいつの間にか謎の図を書いていたり、聞こえた単語をただただ模様のように書いているだけ、という感じ。

そんなことでもちろん後で見返しても

「はて?何のことだったかな?」と

何をメモしたのか思い出せないことが多々あります。

そもそもメモする目的って何でしょうか?

 

1.メモする目的

高校生のNHK講座の「国語表現」の課程の記事では以下の内容が書いてありました。

https://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/tv/kokuhyou/archive/t_kokuhyou_02.pdf

■メモの種類

①記録のためのメモ  例:住所録、電話帳、予定メモなど
②理解のためのメモ  例:授業ノート、聞き取りメモ、要点メモなど

③伝達のためのメモ  例:連絡メモ、掲示メモなど
④表現のためのメモ  例:構想メモ、発表メモ

■聴写のポイント
 ①意味のまとまりで聴き取り、書き取っていく。文字は略字でも良く、自分で読めれば
よい。速く書き取ることが大切。
 ②同音異義語やあいまいなところは、文脈から判断して訂正し、さらに辞書で表記や意
味を確認する。
■記録ためのメモのポイント
 ①固有名詞や数字などは忘れやすいので、すばやく、正確に記す。
 ②記号や略字を使用しても良い。
■伝達のためのメモのポイント
 ①5W1H(いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように)がわかるように書く。
 ②箇条書きにし、見出し番号をつけたり、文頭の位置で関係がわかるように配列する。
見出しや小見出しをつけるのもよい。
 ③日時・メモした情報源(話し手・図書・資料などの名称)・題目(件名)を記録する。

そして、この記事も役に立ちそうです。

navi.dropbox.jp

では、自分にとってのメモする場面がいくつかある中、その目的はいくつくらいあるのでしょうか?

また、それぞれの目的に合わせてどうやって記録に残していくのがいいのでしょうか。

3.自分へのカスタマイズ

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自分のライフスタイルと比べてみて以下のことを実践してみようと考えています。

  1. メモは仕事も私用も垣根なく1つにする
  2. 型を整える
  3. 手書きがメインでデジタルはサブ

まず、直近2週間くらいのスケジュールを思い出してみてどんなシーンでメモを取ることが多かったのか?を書き出しました。

すると、大きな会議が1つとあとは小さな非公式の打合せがいくつかありました。あと、1対1の相談ごともけっこうありました。

私用では、ウェブをとおしてのセミナーへの参加、そして自分の頭の中のモヤモヤを整理する機会など。

さらに書き出したものを分類すると略してMILOになることが分かりました。

これで分類していこうと思います。

  • Meeting(打合せ、会議など)
  • Idea(アイディア発見、もやもやの整理)
  • Lecture(セミナー、講演会など)
  • Others(その他)

後で見返すためにはすぐに引っ張り出せることが必要です。

私はEvernoteを使っているのでそこに写メして残すことにしました。

思い出すのに必要なのはタグです。

そんなわけで、型としては、ざっくりと以下のルールにしました。

マイルール

ルール1 どんなに少ししか書いていなくても案件が変わったら新しいページにすること。

ルール2 都度、Evernoteに写メして記録

ルール3 日付(年月日から)、MILOのどれか、テーマ、目的、タグ3つ、場所、メンバーを最初に書く。

ルール4 Lectureの時は最初に1ページを3:2に分けて、聞きながら右側には必ず、自分の考えを書いていく。

4.感想

やってみて1週間ほど経ちましたがいい感じです。マイルールを決めたせいか前よりも集中してメモすることに取り組めるようになりました。制服が決まっていると集中して勉強できる高校生みたいな感じです。

後から見返すということは今のところほとんどありませんがもう少し、このやり方を基本にしてやってみようと思います。

 

 

 

本当に文章を書くのがラクになるのか? —上阪さんの話を聞いて実践してみたこと

教訓 メモを取る

こんにちは、Viviです。

皆さんは上阪徹さんのことを御存じですか?

知る人ぞ知るブックライターの第一人者です。

 

gendai.ismedia.jp

上阪徹の"ブックライター"式ワークスタイル~仕事場編~デスクも画面も大きいほうがいい(上阪 徹) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

ブックライターというのは、もちろん自分の本を書くのですが、それだけではなく、例えば経営者やスポーツ選手、タレントなどの本を、著者に代行して原稿にしていく仕事も担います。もちろん勝手に話を創作するのではなく、著者に長時間取材をして、それを構成して文章に書き起こすというものです。

私もつい最近まで知らなかったのですが、先日、こちらのウェビナーに参加しまして、

peatix.com

面白いお話が聞けのでシェアしたいと思いました。

0.動画で話していたこと

・文章はファクト、数字、エピソードで書く

例えば、心地よい風が吹いている

→コンビニのノボリがちょうど字が読める程度にはためくくらいの風が吹いている

というような感じでしょうか。

・常にメモを取る

ファクト、数字、エピソードは観察が必要で、かつ短期間で記憶がなくなってしまいます。これはいつもメモしておくしかありません。

・どんなエピソードがこの世に残るか、を考えながらメモする

ファクト、数字、エピソードはなるべくたくさんの人が理解しやすいものがいいはずです。それを頭に入れておく、ということでしょうか。

・形容詞は文章をダメにする

人の感じ方は人それぞれ。ほっぺたが落ちるほど美味しい、と思った料理も他の人にとっては大したことはないかもしれません。

その形容詞の代わりにファクト、数字、エピソードで伝えるとより読み手は理解が進みます。

そして誰かにインタビューをするときは、

・メモを取るのは相手に対するリスペクトの気持ち

メモを取ることでこの人は私の話を聞いてくれてるのだな、という気持ちになってくれます。

ただ、メモを取るのを嫌がる人もいます。

一言「メモを取ってもいいですか?」と添えましょう。

・数字に関する質問は回答しやすい

初対面や明らかに立場の違う方と会話するときは話しかけてにくい。

そんなときは答えを見つけやすい

「数字で答えられる」→今朝は何時に起きましたか?

「数字が入っている質問」→今月は先月より、なぜ交通費の請求が少ないのですか?

などの数字が絡む質問から始めると会話のキャッチボールがうまく進みます。

・しゃべり倒す相手の話に割込むときには、話している相手の目の前にそろりそろりと手を挙げてみる

しゃべり続ける相手との会話もなかなか成立しにくいです。わき目も振らずに話し続けける相手には会話をしている途中でそろりそろりと自分の胸の前に手を挙げると、相手は話を止めます。

【LINEやメールなどのメッセージを送るとき】

・まずは「ありがとう」で文章を始めると、自分の心も相手の心も落ち着く

【文章を書くときの心構え】

・気に入った文章は型をマネするためにストックしておく
・答えは1つではない世界で自分としての唯一の正解を見つける

1.できなそうなこと

このうちできそうなことは、この4つ!

  • 常にメモを取る
  • まずは「ありがとう」で文章を始める
  • 文章はファクト、数字、エピソードで書く
  • 形容詞は使わない

 2.やってみて

一番簡単だったのはメールに「ありがとうございます。」を文頭につけたことです。

返信をありがとう

お問い合わせありがとう

ご意見ありがとう

返信を待ってくれてありがとう

お知らせいただきありがとう・・・

これは、簡単でとてもパワフルでした。

実際、電話で他の課の人に資料提供の依頼をした際、そのときは不機嫌な応答でしたが、メール送付されてきた際「ご連絡ありがとう」がを添えられており、それだけで電話でのやり取りの不快感はなくなりました。

次にやったことは話し続ける人に向かってそろそろと手を挙げること。

これも自然に相手の話が終わり、かなり有効でした。

 3.感想

 空気を吸って吐くように文章が書けたらいいのにな、と思って上阪さんの話を聞いてできることを実践してみました。

メモを取りまくって文章を書くまでに至ってはいませんが、いつでも思いついたことをメモできるような仕組みを作って実践してみています。

このまま、文章を書くのがラクになってさらに楽しくなったら嬉しいです。

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