コロナ下での気付き —仕事の変化が生活の変化に・・・
教訓 変化は低負荷から始めるべし
こんにちは、Viviです。
梅雨空の合間に覗く青空を見ると梅雨明けもすぐかな?という感じですね。
社会の多くの人と同様に3月あたりからコロナ感染症の影響で、仕事では、突然かつ大きな変化を迫られています。
例えば、
・対面型で提供していたサービスをオンラインで提供する
・対面型で多くの人を呼んで開催していた講演会などのイベントで、開催方法の変更や中止を決定しない
・働くスタッフの働き方について、1つの場所に集まっての出勤型から在宅での勤務に切り替えることが必要になってきている
こんなことが大きな変化です。
これらの対応をして4カ月が経ち、周囲のどんな変化に気付いたか、書いてみたいと思います。
何より仕事上での変化に伴う生活スタイルの変化の影響が大きいです。
どれだけ自分の日々の生活が「仕事」というものに、外から(時間の使い方などのルール)も内からも(気持ちの問題)影響を受けてきているか、に気付きました。
【悪い方に変化したこと】
■部下の様子が一層分からなくなったこと
仕事では感染症防止対策のため、在宅勤務が急きょ導入されました。
しかも職場のシステムに外部からアクセスできる環境が十分にない状態で。
とは言え、課員は若手を中心にすばやく対応してくれて、職場と在宅で半分ずつの人数での出勤体制にできました。
が、こうなると以前に比べて部下に直接会う機会が激減して、
・今、何に困っているのか?
・担当している業務がどこまで進んでいるのか?
を把握するのが難しくなりました。
■課内で揉めごとが増えたこと
課員の状況の把握が難しくなったのが理由なのか、なぜか、管理職と課員の間の溝が深くなった気がします。
管理職に対しての不満がミーティングのたびに出るようになりました。
困った・・・・。
■母に会わなくなったこと
プライベートでは、月に1回程度我が家に来ていた実家の母が、遊びに来なくなりました。
会えないと「どうしているかな?」と心配になります。
今までは、遊びに来れば来たで私と母の間で、小さなもめごとがいつも起きていて、私は母の言動にいちいち文句をつけていたのに、不思議な心の変化です。
これは、会う回数が減った結果、軋轢が少なくなった、という 前述の課員と管理職との関係とは逆の関係ですね。
【良い方に変化したこと】
〇働き方が柔軟になったこと
コロナ感染症感染拡大防止のため、在宅勤務や時差勤務制度が強制的に導入されたことにより、四半世紀近く厳密な就業規則のもと何の疑いもなくそのルールに基づいて働いてきました。
ところが突然、各課の業務の優先度合いを考えて感染防止対策を各自で考えながら働き方を調整して出勤してね。
という指示が人事部門からありまして、これに対応するのに大変でした。
と言うか、今思えば管理職として十分な対応ができませんでした。
そんな中、優秀なグループリーダーを始めとする課員のみんながお互いに調整して対応してくれました。
おかげで私もその恩恵に預かって在宅勤務と出勤を3密と業務予定をにらみながら進めることができました。
〇家族で過ごす時間が増えたこと
子どもたちの通う地元の小学校、中学校、高校もそれぞれ休校でした。家族が日中、全員家にいるなんてこれまでになかったことでしたが、昼食、夕食の時間を中心に最近のJ-POPから将来のことなど、たくさん話ができました。
【振り返ってみて】
ここまで書いてみて、まだまだコロナ前の生活様式や考え方が自分自身に染みついていることを感じています。
『LIFE SIFT』や『FACTFULNESS』を読んだり、「これからの時代の働き方」みたいなテーマのウェビナーもいくつか参加したにも関わらず、です。
これからの時代の働き方やそろそろ新しい生活様式に慣れていかないといけないといけないと思いました。
始めは新しい思考について行けずに思考の「筋肉痛」になるかもしれないけれど、低い負荷の筋トレから始めたいと思います。